2次元イラストを動かす
2次元にかかれたイラストを動かす方法として、
従来はGifアニメーションというものが使われてきました。
いわばパラパラマンガ、1枚1枚少しずつ絵を変えていき、
できた絵の集まりを再生する というものです。
次にFlash。 これもパラパラマンガ(タイムライン)に近いのですが、
補完をしてくれるため、かなり楽に作業が行えるようになりました。
またActionScriptによりタイムラインを切り替えることで、
複数の動きをつけることができるようになりました。
さて、ここで大きな問題があります。
目の動き、口の動きなど、細かくすればするほど、
オブジェクトの作成・プログラミングが複雑多岐にわたります。
最終的に、イラストを動かすアプリをつくるとなると、イラストレータ大泣き、
プログラマ大泣きとなることが用意に想像つきます。
昨今では、素晴らしいツールが現れました。
所定の方式に従って、レイヤーを分けて絵を描き、ツールにくみこませると・・・あらふしぎ!
1枚の絵からいろいろな動きが!
https://www.youtube.com/watch?v=qfnX1JLB0fQ
実際にツールを使って作られたゲームとしては、
電撃文庫 FIGHTING CLIMAX(E-mote)、ガールフレンド(仮)(Live 2D)などがあります。
TVのCMなどで、2次元イラストがぬるぬる動いているのをご覧になった方も多いと思います。
実際にソフトを作るにあたり、各ツールの費用を見てみます。
「えもふり」という無料ソフトで動画の出力は可能。
ソフトに組み込んで動きを制御するためのSDKは、E-mote アカデミック以上の物が必要。
<バージョン比較>
データを作るCubism Editorと、データを使用するCubism SDKにそれぞれ分かれており、
Cubism Editorには、PROとFREEの2種類が用意されている。
Cubism SDKはプラットフォーム・売上によって値段が変わる。
簡単な話、個人であり、コンシューマ機に手をださない(Android・iOS・Web系のみ)のであれば、
Cubism Editor FREEを利用でき、Cubism SDKも無料で使用できてしまう。
(Unity等は別途かかりますが。)
しかもCubism SDKのサンプルコードはかなり親切!
どちらがより優れているかはわかりませんが、私はLive 2D派です。
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