UPS導入のススメ

2015-02-19

ソフトウェア開発環境を構築するにあたり、重視するハードウェアは何でしょうか?

目の疲れないディスプレイ、打ちやすいキーボード、手の疲れないマウス・・・

挙げればきりがありません。

しかし、私が重視するハードウェアの1つで、個人開発者の世間一般ではあまり導入されていない物があります。

無停電電源装置(UPS)です。

 

 

電源周りなんて、80Plus Silver/Goldあたりの高級パワーユニットを使えば

十二分な安定性が得られるだろう? と思っている方が大勢いると思います。

しかしUPSの魅力は電源の安定性だけではないのです。

 

 

1.停電対策

万が一停電になっても、一定時間はUPSのバッテリーから電力が供給され、

作業中のデータを失う可能性が格段に減ります。

UPSの基本の機能です。

 

 

2.電圧降下対策

一般家庭は100Vの電気が来ています。

しかし実際に測定すると、ぴったし100Vではなく、多少上下しています。

大抵のパワーユニットの対応電圧は100V~240Vぐらいとなっており、

100Vを超える分には問題がありません。

問題は降下。場合によっては90Vぐらいにまで降下することがあります。

こうなるとPCパーツ類は動きが不安定になってきます。

パーツの寿命を縮める原因の1つにも成り得ます。

そこでUPSを使用し、電圧を安定させることで、

PCの安定稼働・長寿命化を狙うことができる訳です。

 

 

ご参考までに、私はOMRONのBY50Sを導入しています。

実売価格は1万5000円ほどです。

3年以内にバッテリーが劣化した場合は、無償で交換してくれるサービス付きです。

 

是非とも、UPSの導入をおすすめします。