UPS導入のススメ
ソフトウェア開発環境を構築するにあたり、重視するハードウェアは何でしょうか?
目の疲れないディスプレイ、打ちやすいキーボード、手の疲れないマウス・・・
挙げればきりがありません。
しかし、私が重視するハードウェアの1つで、個人開発者の世間一般ではあまり導入されていない物があります。
無停電電源装置(UPS)です。
電源周りなんて、80Plus Silver/Goldあたりの高級パワーユニットを使えば
十二分な安定性が得られるだろう? と思っている方が大勢いると思います。
しかしUPSの魅力は電源の安定性だけではないのです。
1.停電対策
万が一停電になっても、一定時間はUPSのバッテリーから電力が供給され、
作業中のデータを失う可能性が格段に減ります。
UPSの基本の機能です。
2.電圧降下対策
一般家庭は100Vの電気が来ています。
しかし実際に測定すると、ぴったし100Vではなく、多少上下しています。
大抵のパワーユニットの対応電圧は100V~240Vぐらいとなっており、
100Vを超える分には問題がありません。
問題は降下。場合によっては90Vぐらいにまで降下することがあります。
こうなるとPCパーツ類は動きが不安定になってきます。
パーツの寿命を縮める原因の1つにも成り得ます。
そこでUPSを使用し、電圧を安定させることで、
PCの安定稼働・長寿命化を狙うことができる訳です。
ご参考までに、私はOMRONのBY50Sを導入しています。
実売価格は1万5000円ほどです。
3年以内にバッテリーが劣化した場合は、無償で交換してくれるサービス付きです。
是非とも、UPSの導入をおすすめします。
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